「アートメイクをしたら、MRI検査が受けられなくなる」
——そんな話を聞いて、施術を迷っていませんか?
MRI検査の問診票には「タトゥー・アートメイクの有無」を確認する項目があります。
これを見ると、「何かリスクがあるのでは?」と不安になる方も多いでしょう。
ですがご安心ください。結論からお伝えすると、現在はほとんどの場合、MRI検査を問題なく受けられます!

不安の多くは、10年以上前の古い色素が使われていた時代の話に由来しています。
この記事では、アートメイクとMRIの関係を正しく理解し、いざというときに慌てないための知識をお伝えします。
「将来MRI検査が必要になったらどうしよう」という不安を、読み終える際には解消できるはずです♪
目次
アートメイクをしていてもMRI検査は受けられる?

アートメイクをしていても、MRI検査は基本的に受けることが可能ですが、絶対に問題ないと断言できない理由もあります。
安心して両立するために、正しく理解し、正しく申告をしましょう!
アートメイクがMRIに影響する理由
MRI検査は、強力な磁場と電磁波を使って体の内部を画像化する検査です。
放射線を使わないため体への負担が少なく、頭部・脊椎・関節・子宮などの検査に幅広く使われています。
問題になるのは、アートメイクの色素に含まれる金属成分(主に酸化鉄)です。
MRIが発生させる強力な磁場が金属に反応することで、2つの影響が生じる可能性があります。
- 熱の発生(やけど・熱感):金属成分が電磁波に反応して発熱し、施術部位に熱感や違和感が生じる
- 画像への影響(アーチファクト):金属が磁場に干渉し、施術部位周辺の画像が乱れる

ただし、これらはあくまで「可能性がある」という話です!
現在の医療機関で使われる色素は、金属含有量が極めて少なく、実際に問題が起きるケースは非常にまれです。
問診票に記入欄があるのは、「リスクがゼロではないため、医師が把握しておく必要がある」という安全管理上の理由のためです。
現在のアートメイクでやけどのリスクはある?

現在使用されている色素の多くは、アメリカのFDA(食品医薬品局)が化粧品の成分として認めた、安全性の高い原料を使っています。
これらは、酸化鉄などの金属含有量が極めて少なく設計されています。
そのため、医療機関でこのような色素を使って施術を受けていれば、やけどのリスクは限りなく低い水準です。
また、金属がほとんど含まれていないため、MRIの磁場に反応して熱を持つリスクも大幅に低下しています。
眉のアートメイクによる熱傷の報告は、2017年時点で1件もありません。(出典:日本アートメイク学会)
ただし、「可能性がゼロ」とは言い切れないため、MRI前の申告は必須です!

申告したうえで、医師が判断・対応してくれるので安心してください♪
部位別のリスク(眉・アイライン・リップ)
アートメイクを施す部位によって、MRIへの影響度が異なります。3つの主要部位について整理します。
| 部位 | リスクの傾向 | 理由 |
|---|---|---|
| アイライン | 最も注意が必要 | 目の周囲をリング状に囲う形になりやすく、 誘導電流が発生しやすい |
| 眉 | 比較的リスクは低い | 直線状に描かれるため誘導電流が発生しにくい。 ただし色素量が多い場合は注意 |
| リップ | 色素の種類による | 使用する色素によってはMRIに影響する場合があるため、 事前確認が必要 |
特にアイラインのアートメイクを施している方は、MRI検査を受ける際に必ず医師へ申告してください。
検査中は目を閉じることで、誘導電流の発生リスクを下げられることもあります。

眉やリップに関しても、施術を受けていることを隠さず伝えることが最善の対応です!
10年前、MRIでアートメイクが問題になった理由

「アートメイクをするとMRI検査が受けられない」という話は、10年以上前の状況が今も語られ続けているケースが多いです。
当時と現在では、使用する色素の成分が大きく変わっています。正しく理解し、不安を手放しましょう!
色素に含まれていた酸化鉄の量
10年以上前に使われていたアートメイクの色素には、酸化鉄が多量に含まれていました。
酸化鉄は磁場に強く反応する性質を持っています。
MRI検査時に大量の酸化鉄が体内にある状態では、熱が発生してやけどを負うリスクがあります。
また、当時は医療機関以外の美容サロンでもアートメイクが行われており、品質管理が不十分な色素が使われているケースもありました。

「アートメイク=MRIは危険」というイメージは、この時代の経験に基づいています。
現在の色素との違い
現在の医療アートメイクの色素は、海外の安全基準に沿った成分が主流です。
米国のFDAや欧州のCEなど、安全性に配慮した基準が参考にされています。
- FDA(米国食品医薬品局):アメリカで化粧品の成分の安全性を管理する機関
- CE(欧州安全規格):ヨーロッパの安全基準を示す適合マーク
これらは酸化鉄などの金属含有量を極限まで抑えた設計になっています。

10年前の色素と現在の色素では、成分の安全性がまったく異なります!
昔の情報をそのまま今に当てはめ、「アートメイクは危険」と判断するのは正確ではありません。
昔のアートメイクが残っている場合の対処法

10年以上前に施術を受けた方の中には、見た目ではほとんど消えていても、色素の金属成分が体内に残っているケースがあります。
アートメイクの色が薄くなっているからといって、金属成分が完全に排出されているとは限りません。
具体的な対処法は以下の通りです。
- MRI検査を受ける医療機関に「○年前にアートメイクをした」と具体的に申告する
- 可能であれば、施術を受けたクリニックに連絡し、使用した色素の成分を確認する
- 情報が不明な場合は医師に判断を委ね、検査中に熱感があればすぐに知らせる
大切なのは、問題ないだろうと自己判断で思い込まないことです。申告して医師に判断してもらえば、安全に検査を受けられます!
アートメイクをしてMRIを受けたらどうなる?

「もし申告せずにMRI検査を受けてしまったらどうなる?」「実際にどんな症状が出る?」という疑問を持つ方は多いはずです。
現実的に起こりうることと、起こりにくいことを正確にお伝えします!
重篤なやけどになる可能性はほぼない
結論からお伝えすると、現在の医療アートメイクの色素でMRI検査を受けた場合、重篤なやけどに至るケースはほぼありません。
金属含有量が少ない現代の色素は、MRIの磁場に反応しても大量の熱を発生させるほどではないからです。
MRI中に万が一異変を感じた際は、装置内のブザーや音声マイクで即座に医師に知らせられます。

検査はすぐに中断できるため、重大な事態になる前に対応できます!
アートメイクをしているからといって、MRI検査自体を諦める必要はありません。申告のうえ、医師の指示に従いましょう!
起こりうること①:熱感・やけど
アートメイクの色素に含まれる金属成分が磁場に反応すると、施術部位にピリピリとした熱感や違和感を覚えることがあります。
この症状は検査中、または終了直後に治まることがほとんどです。
特に施術から時間が経過しているケースでは、金属成分が安定しているためリスクがさらに低下します。
もし万が一熱感を感じた場合は、我慢せず検査を担当する医師や技師にすぐに知らせてください。
起こりうること②:画像にノイズが発生
アートメイクの金属成分がMRIの磁場に干渉すると、施術部位の周辺に「アーチファクト」と呼ばれる画像の乱れが生じることがあります。
ただし、この乱れが診断に支障をきたすほど大きくなるケースはほとんどありません。
眉や目の周辺を詳しく撮影する必要がある検査では、医師が最適な撮影方法を調整してくれます!
MRI検査前に必ずやっておくべきこと

アートメイクをしている方がMRI検査をスムーズかつ安全に受けるために、事前にやっておくべき3つのことをお伝えします。
医療機関への事前申告

MRI検査を受ける医療機関に対して、アートメイクをしていることを必ず申告してください。これが最も重要なステップです。
申告の際は、以下の情報を伝えるとスムーズです。
- 施術した部位(眉・アイライン・リップなど)
- 施術を受けたおおよその時期(何年前か)
- 分かれば施術を受けたクリニック名
色素の金属成分は、見た目が薄くなっていても体内に残っている場合があります。遠慮せず正直に伝えてください。

「薄くなっているから申告しなくていいだろう」「ずっと前に入れたから大丈夫だろう」と自己判断するのは禁物です!
施術クリニックへの確認(使用インクの確認)

MRI検査の安全性判断において、使用した色素の成分情報はとても重要です。
施術を受けたクリニックに連絡して、使用したインクの種類や成分を確認しておきましょう。
確認すべきポイントは次の通りです。
| 確認項目 | 理由 |
|---|---|
| 酸化鉄の含有量 | MRI反応リスクを左右する主成分 |
| インクの製品名・メーカー | MRI担当医が成分を調べる際に役立つ |
クリニックから成分に関する書類(施術記録など)を入手できる場合は、MRI検査時に持参するとよりスムーズです♪
施術直後はMRI検査を避ける
アートメイクの施術直後(目安として1〜2週間以内)は、色素がまだ皮膚に定着しきっていない不安定な状態です。
そのため、この時期にMRI検査を受けるのは避けることが理想的です。
施術直後は、色素の移行や炎症リスクが通常より高い時期です。

MRI検査の予定がある方は、アートメイク施術の前後に余裕のあるスケジュールで行ってください!
もし緊急性の高いMRI検査が必要になった場合は、担当医に施術歴を含めてすべて正直に伝え、判断を委ねましょう。
安全にアートメイクを楽しむためのクリニックの選び方

将来のMRI検査への不安をなくすための最も根本的な対策は、安全な色素を使う信頼度の高いクリニックを選ぶことです。
ここでは、クリニック選びのポイントをお伝えします♪
医療機関であるかどうかを確認する

日本のアートメイクは、医師または医師の管理下にある看護師のみが施術できる医療行為です。
しかし、現実には医療機関ではない美容サロンで施術を行う違法なケースも存在します。
このようなサロンでは、品質基準を満たさない色素が使用されている可能性があり、MRIへの影響が生じるリスクも高まります。
施術を受ける前に、クリニックが美容皮膚科・形成外科などの医療機関であることを確認してください!
相場より安すぎるクリニックは避ける
アートメイクの施術費用の相場は、部位や施術内容にもよりますが、眉1回あたり3万円〜8万円程度が一般的です。
相場から大きく外れて安価なクリニックは、コスト削減のために低品質な色素を使用している可能性があります。

安くてお得と感じるクリニックを選んだ結果、将来のMRI検査に支障が出たり、肌トラブルが起きたりするリスクが高まる可能性も…。
アートメイクは、費用よりも安全性と技術力を優先して選ぶことをおすすめします!
\アートメイク歴10年が選んだ/
アートメイクとMRIについてよくある質問

アートメイクをしたまま脳ドックは受けられる?
受けられます。現在の医療機関で使用されているインクは、金属含有量が極めて少ないものです。
そのため、脳ドックに使用されるMRI機器に影響を及ぼすケースはほぼありません。
ただし、脳ドックを受ける医療機関に対してアートメイクをしていることを必ず事前申告してください。
申告することで、医師が検査の安全性を確認したうえで対応してくれます。
過去のアートメイクが薄くなっていてもMRI前の事前申告は必要?
必要です。アートメイクが見た目で薄くなっていても、色素の金属成分が皮膚の内部に残っている可能性があります。
「薄いから大丈夫だろう」と自己判断して申告しなかった場合、検査中に予期せぬ熱感が生じたときに医師が迅速対応できなくなります。
施術歴がある場合は、何年前のものであっても必ず申告することが原則です!
施術後、何日後からMRI検査を受けられる?
施術後1〜2週間が経過し、色素が皮膚に定着した状態であれば、基本的にMRI検査を受けられます。
施術直後は色素が不安定な状態のため、この期間は避けるのが理想的です。

緊急のMRI検査が必要な場合は、担当医に施術日を伝えて判断を仰いでください!
施術前にMRI検査の予定がある方は、検査を先に済ませてからアートメイクを受けることをおすすめします。
まとめ:現在のアートメイクならMRIも安心して受けられます!

「アートメイクをするとMRIが受けられなくなる」という不安は、10年以上前の古い色素が使われていた時代の話に基づくものがほとんどです。
現在の医療アートメイクで使われるインクは、金属含有量が極めて少なく、MRI検査への影響はほぼありません。

施術部位に重篤なやけどが生じた報告も、眉のケースでは国内で1件も報告されていません!
大切なのは次の2点です。この2つを守るだけで、アートメイクとMRI検査は安心して両立できます♪
| ① 医療機関で安全性に配慮したインクを使った施術を受ける |
| ② MRI検査前に施術歴を必ず申告する |
毎朝のメイク時間を短縮し、汗や水に強いすっぴんを手に入れたいと思っているなら、アートメイクは十分に検討する価値があります。
まずは無料カウンセリングで、使用しているインクの安全性や施術の詳細を確認することから始めてみてください♪
\アートメイク歴10年が選んだ/


