ちょっと小難しい話しになるので、近々MRI検査がない人や興味ない人は飛ばしてください。
結論から言うと、私がアートメイクをしてきたクリニックの染料はMRI検査を受けるのに問題ないそうです(*^▽^*)
ここ以外のクリニックでアートメイクを検討している人もいると思うので、気になる人は念のため読んでみてください☆
アートメイクをやろうと思ったときに、気になる項目のひとつとして、
「MRI、大丈夫?」
という心配があると思います。
MRIとは、体内を断面像として写し出す医療器械のことですが、
その構造により金属成分に反応を起こしてしまうため、
染料にごくわずかながら金属成分が含まれているアートメイクはヤケドの恐れがあるとして検査を受けられない場合があります。
刺青(いれずみ)も金属成分(鉄)を含んでいるので、MRIを受ける時には注意が必要です。
また、アイシャドウやマスカラなどにも金属成分(酸化鉄)が含まれていることが多いため、こちらも検査の際は落とすように言われます。
素材がチタンなどの磁力の影響を受けないもので出来ていればMRIを受けることが出来るようです。
最近のペースメーカーやインプラントなどの体内に入れ込むタイプの機器や素材は、チタンで作られていることが多いので、この場合はMRI検査は問題ありません。
アートメイクは皮膚の新陳代謝により2~3年程度で染料は抜けていきますが、直近でMRIの検査予定がある人はちょっと恐いですよね。
アートメイクの染料は、国内産、外国産ともにたくさん出回っていますが、染料の種類によって金属成分の含有量が違い、その含有量の多い少ないがMRI検査の可否に影響しているようです。
一般的に安価な染料には酸化鉄が多く含まれている可能性が高いと言われていますが、
アメリカFDA(アメリカ食品医薬品局)という厳しい基準をクリアした染料であれば、鉄の含有量もごくごく僅かで、
この染料の場合はMRI検査も問題なく受けられるようです。
染料を作るのに鉄をまったく含有しないというのは今の技術では不可能のようですが、「FDA認可の染料」というのは一つの安心の基準になるのではないかと思います。(※実際に検査を受ける際はクリニックや担当の専門医などに相談してみてください)
医療行為にあたるアートメイクなので、危険な染料を使っているクリニックはないと信じたいですが、気になる人はやはり直接聞いて確認してみるのが確実です。
先日私が眉アートをしてきたクリニックはFDA認可の染料を使用していてMRIも大丈夫なものでしたが、
どこのクリニックであっても、これからアートメイクをしようと検討している人は事前に確認しておくと安心かなと思います^^
ポイントは「FDA認可の染料」です。
問い合わせするなら「染料は安全なものか?」「MRIは可能か?」という感じで聞けばOKです。
きちんとした回答が得られるところに施術をお願いしましょう。
但し、FDA認可のものでも、ごく稀に「”超”高性能のMRI」だったりすると引っかかる場合があるので、検査の際は自己判断せずきちんとアートメイクをしていることを申告した方が安心です。