アートメイクの施術はクリニックで行うのが一般的ですが、
『自分でセルフアートメイクをやりたい!』と考えている方もいるのではないでしょうか。
ただしアートメイクは専門の知識や技術が必要なので、以下のような心配があるかと思います。

結論、素人によるセルフアートメイクは絶対にNGです。
- 失敗のやり直しがきかない
- 感染症の恐れがある
- 深さを間違えると半永久的に残る
自分自身に入れるアートメイクは違法ではありませんが、失敗した時に取り返しがつかないリスクが潜んでいます。
本記事では、セルフアートメイクのリスクや注意事項について詳しく解説します。
安全で質の高いアートメイクをお考えの方は、以下記事からオススメのクリニックをご覧ください♪
\アートメイク歴10年が選んだ/
目次
セルフアートメイクとは?どのような施術?
アートメイクとは、針で皮膚に色素を注入して、眉毛・リップ・アイラインなどをデザインする施術です。
それを自分自身に入れるのが、セルフアートメイク。
アートメイクは皮膚のごく浅い部分に着色するため、約2〜3年で薄くなっていきます。
アートメイクは医療行為に指定されるほど繊細
アートメイクの施術提供には医療資格が義務付けられていて、無資格のサロンやエステが提供するアートメイクは違法行為となります。
セルフのアートメイクは自己責任なので、違法行為にはあたりません。
アートメイクが医療行為に指定された背景には、知識不足によって起こる感染症や、肌トラブル、施術ミスが多発したことが挙げられます。
とはいえ、素人が自分で行うのは非常にリスクが高いので、当サイトではオススメしていません。
セルフアートメイクに必要な道具・キット
セルフアートメイクを自分で行うには、複数の道具を揃える必要があります。
針で皮膚に色素を入れる施術だからこそ、道具の種類と品質が仕上がりと安全性を大きく左右します。
| 項目 | 特徴・役割 |
|---|---|
| タトゥーマシン | 高速で針を動かし、 色素を注入する専用機器。 |
| 専用ニードル(針) | 色素を注入する使い捨ての針。 太さ・形状で仕上がりが激変。 |
| 色素(インク) | 皮膚に定着させる専用剤。 肌色に合わせて複数色を調合。 |
| 麻酔クリーム | 施術前に塗布する局所麻酔剤。 痛みを軽減するために使用。 |
| 消毒液・滅菌ガーゼ | 患部の消毒や拭き取りに使用。 徹底した衛生管理に不可欠。 |
| アフターケア軟膏 | 施術後の患部を保護・保湿する。 |
| 練習用人工皮膚 | 本番前の練習に使用する スキンシート。 |
これらを個別に揃えると、総額で3万円〜5万円前後になるケースが多いです。
セルフアートメイクにかかる費用
「クリニックより安くできる」というイメージがあるセルフアートメイクですが、実際のコスト構造を比較すると、必ずしも安上がりにはなりません。
失敗した場合の修正・除去費用まで含めると、
| 費用項目 | セルフ | クリニック施術 |
|---|---|---|
| 初期費用 (道具一式) | 3万円〜5万円程度 | 不要 |
| 施術1回あたりの費用 | キット代: 3,000円〜5,000円程度 | 30,000円 〜60,000円程度 |
| リタッチ費用 | インク・針の追加購入分のみ | 15,000円 〜30,000円程度 |
| 修正・除去費用 | レーザー除去: 1回3万円〜10万円×複数回 | クリニック内で 対応可能なことが多い |
| トラブル発生時の 医療費 | 自己負担(皮膚科・眼科等) | クリニックが アフターケア対応 |
初期費用だけ比較するとセルフが安く見えますが、失敗してしまうと話が変わります。
「安く済ませたつもりが、修正費用で数十万円かかった」という事態は、十分に起こりえます…
絶対に失敗したくない!という方はクリニックで施術を受けることをオススメします。
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アートメイクのやり方・施術の流れ

はじめに、アートメイクのやり方の全体像を紹介します。
①.デザインや色味を選ぶ
まずは、どのようなデザインや色に仕上げるかを決めます。

医療アートメイクの場合、アーティストが黄金比を計測、デザインしてくれます。
自分の顔立ちに合う形や色を考えながら、カウンセリングでデザインを詰めていく作業です。
ここでしっかり考えることで、仕上がりがグッと良くなります。
イメージを広げたい時に役立つのが、アートメイククリニックのビフォー・アフター写真です。
人気のクリニックには経験豊富なアーティストが在籍しているので、特に参考になります。
②.下書きをする
デザインが決まったら、ペンシルで下書きをします。
「形や色が自分に似合うかどうか?」というところまで考え、アーティストは書いていきます。
希望を正確に伝えることで、施術の際にミスを減らすことができます。
③.麻酔を塗る
アートメイクでは、施術の痛みを軽減するために表面麻酔を塗布します。

20分ほどしっかりと麻酔をすることで、痛みが軽減されます。
中には、注射による麻酔(ブロック麻酔)をするところもあり、注射の方が効き目が強いです。
④.施術

いよいよ施術です。
アーティストは、アートメイク用のタトゥーマシンと手彫り用の針を使って施術を進めていきます。

取材の経験から、アートメイクの痛みは「毛抜きに近い」という人が多いです。
⑤.アフターケア
施術が終わったら、肌のアフターケアが必要です。
アートメイクは肌に負担がかかるので、専用の軟膏を使ってしっかり保湿し、施術部位を清潔に保つことが重要です。
自分でアートメイクを入れるデメリットとリスク

セルフアートメイクには、大きなリスクがあります。
施術中の痛みや不快感
クリニックの場合、痛みに敏感な人には追加の麻酔クリームや笑気麻酔を使用するケースがあります。
しかし、クリニックで使われる麻酔は、医療用医薬品に該当するため、ドラッグストアで購入することができないのです。
アートメイクの痛みは、麻酔クリームを使っても痛みを感じることがあります。
市販麻酔や無麻酔でのセルフアートメイクは絶対にやめましょう。
デザインや色が自分に似合わない可能性がある
施術が上手くいったとしても、自分では良いと思っていたデザインや色が「結果的に似合わない…」という可能性があります。
アートメイクのインクは、入れてから変色することも少なくありません。
クリニックでの施術は、術後の変色まで考慮に入れて色を選びます。
色の変化を予測できない人は、セルフアートメイクのリスクが非常に大きいのです。
一生消えないリスクがある
アートメイクは色素を入れる深さが浅いとすぐに色落ちしますが、深すぎるとタトゥーのように一生消えなくなる可能性があります。

繊細だからこそ、医療行為として指定されている側面もあります。
やはり、きちんとした医療機関で入れてもらうことをオススメします。
失明リスクがある(特にアイライン)
アートメイクが医療行為に指定された背景には、サロンやエステなど無資格の施術者による施術ミスがあります。
特にアイラインに入れるアートメイクは繊細であり、失敗すると失明のリスクさえあります。

数万円の費用を節約しようとして、結果として高額な治療費が掛かってしまうこともあるのです。
少しのミスで角膜を傷つけてしまう可能性もあり非常に危険です。
アレルギー反応や感染症のリスクがある
インクや針に対してアレルギー反応が出る可能性があります。
また、感染症リスクもあるため、消毒の徹底や清潔な環境での施術が必要です。
クリニックでは専門医の診断の後に施術をおこないますが、セルフの場合自己判断になります。
万が一のことを考えて、事前に皮膚科などの病院を調べておきましょう。
セルフアートメイクがが上手くいかなかった場合は?

結論、セルフアートメイクが上手くいかなかった場合、リカバリーは非常に難しいです。
肌へのダメージや費用など、リスクはかなり大きいという点は理解しておかなければなりません。
アートメイクをすぐに直したり消したりしたくなった場合には、修正と除去の2つの選択肢があります。
アートメイクの修正
アートメイクの修正は、今あるアートメイクの上に新しくアートメイクを描き足す施術です。
そのため、「濃くしすぎた」「大きくしすぎた」などの失敗をリカバリーすることはできません。
反対に、薄い状態から濃くすることや、デザインを描き足して整えることは可能です。
クリニックでのアートメイク修正は、「他院修正」というメニュー名で、通常価格よりも2万円ほど割高に提供されているケースが多いです。
他院修正の施術は通常のアートメイクよりも専門知識や経験が必要なので、豊富な経験を持つ限られたアーティストしか対応できません。
素人では状況を悪化させてしまう可能性が高いため、セルフで修正に挑戦することは避けてください。
下記の関連記事では、アートメイク修正の上手いおすすめクリニックを厳選して紹介しています。
アートメイクの除去
アートメイクの除去は、今あるアートメイクを消す施術です。
除去の方法は大きく分けて4つありますが、どの方法も完全に消すのは難しく、かなりの費用と時間がかかります。
レーザー除去でアートメイクを消す
レーザー除去は、シミ取りなどにも使用されるQスイッチやピコレーザーを使って、アートメイクの色素を破壊して浮かせる施術です。
クリニックによっては、以下のような理由から各パーツに対応していないケースがあります。
- 眉の対応不可(眉毛の脱毛リスク)
- リップの対応不可(唇の色素を破壊するリスク)
- アイラインの対応不可(眼球に近いため不可)
対応できるかどうかは医師の判断や技術力によりますので、レーザー治療を扱う優れたクリニックを選ぶ必要があります。
レーザー除去はアートメイクの除去の中では最も肌へのダメージが少ない施術ですが、それでも脱毛や肌にデコボコした跡が残るリスクがあります。
除去剤でアートメイクを消す
除去剤は、色素を分解する薬剤を皮膚に注入してアートメイクを消す施術です。
除去剤の施術は肌へのダメージが大きく、拒否反応や炎症を起こすリスクがあり、完全に消えないこともあります。
費用の相場は、両眉の場合1回あたり4万円~6万円前後、除去するまでにかかる施術の回数は、3回ほどが目安になります。
除去クリームでアートメイクを消す
除去クリームは、肌のターンオーバー機能を促進するクリームを塗って、色素の排出を早める方法です。
毎日クリームを塗る必要があり、化学製品なので肌への負担も大きく、1〜2年かけて徐々に薄くしていく方法です。
即効性はなく、完全に消えることも期待できません。
除去クリームの費用の相場は、1個あたり3,000円前後です。
切除手術でアートメイクを消す
切除手術は、アートメイクを消したい部位を皮膚ごと切って傷口を縫い合わせる外科的な施術です。
皮膚を削る施術になるため、主に、眉毛から大きくはみ出した毛のない部分のアートメイクを除去する場合の選択肢になります。
切除手術はダウンタイムが長く、内出血を起こす場合や、傷跡が残るリスクがあります。
切除手術の費用は、安いクリニックで10万円前後、高いクリニックでは30万円前後など、かなり幅があります。
アートメイクを失敗した場合には、状況を悪化させないよう自分で解決するのは避けたほうが無難です。
下記の関連記事では、アートメイクの除去について詳しく紹介しています。
アートメイクを除去する5つの方法「費用・メリット・デメリット」を詳しく解説
セルフアートメイクに関するよくある質問

セルフアートメイクは違法?
セルフアートメイクは違法ではありません。
違法であるのは、医師や看護師でない人が他人に入れるケースです。
違反した場合の罰則は、3年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金、またはその併科です。
アートメイクのダウンタイムはどのくらい?
おおよそ1週間程度が目安です。
針で皮膚に傷をつけて色素を注入する施術のため、施術後は皮膚が傷ついた状態になります。
ダウンタイムの症状や長さは部位によって異なるため、以下の表で確認してください。
| 部位 | ダウンタイムの期間 | 主な症状 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 眉(アイブロウ) | 数日〜1週間程度 | 赤み・ヒリつき・かさぶた。 1週間ほどでかさぶたが 自然に剥がれる | かさぶたを無理に剥がすと 色素が定着しない。 |
| アイライン | 1週間〜2週間程度 | 泣いた後のような腫れが出やすい。 皮膚が薄いため内出血が起きやすい。 | 腫れが引くまで コンタクトは控える。 |
| リップ(唇) | 1週間〜10日程度 | 施術直後から腫れ・赤みが出やすい。 乾燥がひどくなりやすく、 色ムラが気になることがある | 自然に剥がれるのを待つ。 施術後は刺激物・ 色の濃いものを避ける。 |
ダウンタイム中に気になる症状が出た場合は、自己判断せずに施術したクリニックに相談してください。
アートメイクの持続期間はどのくらい?
部位を問わず1〜3年が目安です。
アートメイクは皮膚の表皮(ごく浅い層)に色素を定着させる施術のため、肌のターンオーバーとともに色素が少しずつ排出されていきます。
タトゥーのように半永久的に残るわけではなく、自然に薄くなっていくのがアートメイクの特徴です。
持続期間を左右する要因は、おもに4つです。
- 肌質(脂性肌は薄まりやすい)
- 生活習慣(運動による代謝)
- ピーリングの頻度
- 紫外線ダメージ
美しい状態を長く保ちたい場合は、色が薄くなり始めたタイミングでリタッチ(再施術)を行うのが一般的。
アートメイクは1回の施術で完全に定着しないことが多く、2回以上の施術を前提に設計されています。
まとめ:セルフアートメイクは失敗のリカバリーが効かない
セルフアートメイクは時間とコストを節約できるように見えますが、リスクが非常に大きいです。
- 失敗のやり直しがきかない
- 感染症の恐れがある
- 深さを間違えると半永久的に残る
どうしても怖い場合は、プロのアドバイスを受けることも検討しましょう。
リスクを最小限に減らし、自分に合った方法でアートメイクを楽しんでください!
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