「華やかな場所に行く」「好きな人に会う」など楽しみにしている予定があるときには、自然とメイクに気合いが入る人も多いのではないでしょうか。
「今日はいつもより可愛くキレイでいたい」という気持ちは、メイクや服装に現れますよね。
今回は10代以上の女性500人にアンケートを実施。
「メイクに気合いが入るとき」や「こだわっているパーツ」について聞きました。
- 調査対象:全国の10代以上の女性
- 調査日:2022年5月18日~19日
- 調査方法:インターネットによる任意回答
- 調査人数:500人
- 年代:10代 0.6%/20代 32.0%/30代 43.6%/40代 18.0%/50代以上 5.8%
目次
メイクに気合いが入るのは「デートするとき」
10代以上の女性500人に「メイクに気合いが入るとき」を聞いたところ、回答は以下のようになりました。
1位になったのは「デートするとき(153人)」です。
2位「友人に会うとき(136人)」、3位「久々に知り合いに会うとき(67人)」と続きます。
「デート」がダントツトップかと思いきや、「友人に会うとき」「久々に知り合いに会うとき」など、同性の目を気にしている女性も多いようです。
また「子どもの学校行事」「冠婚葬祭」などフォーマルな行事の際、メイクに気合いを入れる人も目立ちました。
では具体的な回答を紹介します。
1位 デートするとき
1位は「デートするとき」です。
好きな人と会うときは、少しでも可愛い自分を見せたいという声が多数。
そのためいつもより入念にメイクする人が多いようです。
デート中に写真を撮ることが予想されるなら、いい姿を残すためになおさら気合いが入りますよね。
2位 友人に会うとき
2位は「友人に会うとき」。
「おしゃれな友達に褒められたい」「友達に負けられない」という思いがあって頑張る女性が多いようです。
友達から「キレイ」「そのメイクアイテム、どこの?」なんて言われたら嬉しいですし、話も弾むでしょう。
「男性ウケ」「オフィス仕様」のメイクから解放されて、気合いが入る人もいるようですね。
3位 久々に知り合いに会うとき
3位は「久々に知り合いに会うとき」です。
30代以上の女性からは、「自分の学生時代を知っている人から、老けて見られたくない」という意見が多数寄せられました。
同窓会などで「みんな若々しいのに、自分だけ老けてるみたい…」と感じるのはイヤですよね。
若い世代だと「垢抜けた、キレイになったと思われたい」という声も多くありました。
4位 旅行・遠出するとき
4位は「旅行・遠出するとき」です。
普段とはちょっと違う特別なお出かけだと、メイクにも気合いが入るものですよね。
キレイな自分でいると、旅行やお出かけがさらに楽しくなり、気分良く過ごせそうです。
また「旅行や遠出すると、写真を撮るから」「一日中外で過ごすから」という意見もありました。
5位 子どもの幼稚園・学校行事
「子どもの幼稚園・学校行事」が5位です。
理由として目立ったのは「身だしなみをきちんとして、浮かないようにしたいから」でした。
たくさんの保護者が集まりますから、「あの子のお母さん、なんだか変」とは思われたくないですよね。
そのため気合いをいれるといっても、派手なメイクにするのではなく「清潔感」「きちんと感」を大切にしている人が多いようです。
6位 イベントのとき
6位は「イベントのとき」でした。
具体的なイベントとしては「コンサート・ファンミーティング」「スポーツイベント」「観劇」などが挙がっています。
いわゆる「推し活」をしている女性からの意見が多くなりました。
「好きな芸能人や応援している選手とちょっとでも目が合うかも」などの期待から、気合いをいれるようですね。
7位 冠婚葬祭に出席するとき
7位は「冠婚葬祭に出席するとき」です。
とくに結婚式・パーティーを挙げた人が目立ちました。
女性は結婚式で華やかな服装をするため、メイクにも気合いが入りますよね。
さすがに結婚式でスッピンだと、周りから浮いてしまう可能性があります。
また「写真を撮るので気合いが入る」という人も多くいました。
同率7位 出勤するとき
同率7位は「出勤するとき」です。
同僚や取引先にきちんとした印象を与えるため、仕事用メイクに気合いを入れる人も多数。
会議やプレゼンがある日だととくに気合いが入りそうです。
「写りが悪く見えるのはイヤだから」と、オンラインミーティング時に気合いを入れてメイクする人もいました。
メイクで最もこだわるのは「目」
10代以上の女性に「メイクで最もこだわるパーツ」を聞いたところ、回答は以下のようになりました。
1位になったのは「目(362人)」です。
2位「眉(120人)」、3位「ベース・肌(77人)」と続きます。
圧倒的にアイメイクにこだわるという人が多いという結果ですね。
「眉」と答えた人も多く、顔の上部にこだわっている人が多いとわかります。
では具体的な回答を紹介します。
1位 目
ダントツの1位は「目」です。
「目は口ほどにものを言う」という言葉があるとおり、目は顔の中でも印象の強い部分だからでしょう。
アイシャドウの色を変えたりアイラインを入れたりするだけでも、大きく印象が変わりますよね。
「マスカラ」「アイシャドウ」「アイライン」など使うアイテムが多く、繊細な作業が求められるので、「一番メイクに時間がかかるパーツ」という人も多いでしょう。
2位 眉
2位は「眉」。
実は眉も、顔の印象を左右する重要なパーツです。
眉の形によっては、頼りない印象になったり、顔全体のバランスが整わなくなったりしてしまうことも。
「眉を描くのが苦手」「自眉の形が気に入らない」という理由で、時間をかけて眉メイクしている人も目立ちました。
3位 ベース・肌
3位は「ベース・肌」です。
顔の土台を重視しているという人も多くなりました。
とくに「そばかす」「しみ」「色ムラ」などで素肌に自信がない人は、ベースメイクにこだわっているようです。
「色の白いは七難隠す」という言葉があるように、肌がキレイだと顔全体の雰囲気が明るくなって他パーツのメイクもキレイに見えます。
4位 唇
4位は「唇」です。
唇の色が悪いと、顔全体の血色感が悪く見えることもあります。
唇の端はくすみやすいこともあり、リップメイクなしでは年齢を感じることも。
そのため「元気に見せたい」「年齢をカバーしたい」という理由でリップメイクにこだわっている人も多くなりました。
5位 鼻
「鼻」が5位です。
「大きい」「低い」「団子鼻」など鼻にコンプレックスがある人も多いのではないでしょうか。
また鼻は「いちご毛穴」などと言われるように、毛穴が目立ちやすいパーツでもありますよね。
そのため鼻メイクにこだわっている人も多くなりました。
鼻筋や周りにハイライトやノーズシャドーを入れると、目鼻立ちがハッキリして見えます。
同率5位 チーク・頬
「チーク・頬」も同率5位。
「チーク」と答えた7人中4人が40代と、回答者の年齢層はやや高めでした。
肌のくすみが気になる大人世代は、チークにこだわるのかもしれません。
チークにはオレンジ系やピンク系などさまざまな色がありますので、「肌の血色の悪さ」に悩んでいる人は、似合うチークを探してみてはいかがでしょうか。
メイクとは「気分が上がるもの」
10代以上の女性に「あなたにとってメイクとはなんですか」と聞いたところ、回答は以下のようになりました。
1位になったのは「気分が上がるもの(105人)」です。
2位「自信をくれるもの(95人)」、3位「自分を変えるもの(93人)」、4位「マナー・身だしなみ(91人)」と続きます。
「気分が上がる」「自信をくれる」など、メイクが女性の気持ちに大きく影響していることがわかります。
「うまくメイクできた日はウキウキして、仕事にも前向きになれる」と感じる女性は多いでしょう。
また「武器」「鎧」「自分を守るためのもの」など、「メイクは社会に出るための武装」と答えた女性が多いのも印象的。
社会でさまざまなストレスにさらされる自分を守るため、「メイクで強く美しい女性に変身したい」と思うのかもしれませんね。
まとめ
今回のアンケートでは、全国の女性500人に「メイクに気合いが入るとき」について聞きました。
アンケートの1位は「デートのとき」でしたが、「友人に会うときに気合いが入る」と答えた人も多く、同性の目を気にしている人も多いとわかりました。
ある程度の年齢以上だと、同窓会などで久々に友人に会う際「老けて見られたくない」「自分だけみずぼらしく見えるのはイヤ」と思って気合いが入るようです。
また結婚式や同窓会などオシャレして出かける場合には、メイクも服に合わせるため華やかになりますよね。
気合いを入れてメイクすると気分が上がったり、自信をもてたりします。
「メイクって正直面倒」と思ってしまう人も多いですが、どうせするならポジティブな気持ちでメイクしたいもの。
1日を気分良く楽しく過ごすために、メイクの力を上手に活用してみてはいかがでしょうか。