「鼻がテカる」
「アイラインやマスカラが落ちて目の周りが黒くなる」
上記のような化粧崩れに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
今回は普段メイクをしている 女性500人にアンケートを実施し、「化粧崩れしやすいパーツ」について聞きました。
- 調査対象:普段メイクをしている女性
- 調査期間:2022年12月26日~28日
- 調査機関:自社調査
- 調査方法:インターネットによる任意回答
- 有効回答数:500人
- 回答者の年代:10代 1.6%/20代 25.4%/30代 42.0%/40代 21.6%/50代以上 9.4%
目次
化粧崩れが気になる人は8割超
普段メイクをしている女性500人に「普段、化粧崩れが気になりますか」と聞いたところ、回答は以下のようになりました。
「まあ気になる」「とても気になる」と答えた人が合わせて82.8%で、8割を超えました。
多くの女性が普段から化粧崩れを気にしているとわかります。
職場などが乾燥していると、肌も乾燥して皮脂が分泌され、化粧崩れが起きやすくなります。
また「外回りが多い仕事についている」「汗っかき」といった理由で、化粧崩れが気になる女性も多いのではないでしょうか。
雑誌や動画を参考に「化粧崩れしにくいメイク」を試してみても、なかなかうまくいかない人もいるかもしれません。
1日1回化粧直しをする人が4割超
続いて「1日に何回化粧直しをするか」聞いたところ、回答は以下のようになりました。
「1回」と答えた人が46.6%で最も多くなっています。
一方で、2回以上化粧直しをする女性は少ないとわかります。
社会人だと「化粧直しのタイミングが昼休憩くらいしかとれない」という事情もあるでしょう。
また、化粧直しが面倒と感じる人も多いのかもしれませんね。
化粧崩れしやすいパーツ1位は「鼻・小鼻」
最後に「化粧崩れしやすいパーツ」を聞いたところ、回答は以下のようになりました。
1位になったのは「鼻・小鼻(262人)」です。
2位「目・目の周り(175人)」、3位「頬・ほうれい線(129人)」、4位「眉(65人)」と続きます。
全体的に「皮脂や汗が出やすいパーツ」「髪やマスクと接触するパーツ」が多くランクインしました。
では各パーツがどのように崩れるのか、具体的な回答をもとに紹介します。
1位 鼻・小鼻
- テカテカになってしまう(26歳 事務職)
- ノーズシャドウとハイライトが消える(27歳 受付)
- 毛穴落ちが目立つようになります(33歳 事務職)
1位は「鼻・小鼻」でした。
鼻は皮脂が出やすいパーツです。
そのため「メイクしてから時間が経つと、鼻がテカテカになる」と悩んでいる人が多くなりました。
また「鼻の毛穴にファンデーションがつまる(毛穴落ちする)」という声も多数。
鼻のテカりや化粧崩れを防ぐには、スキンケアパウダーの使用などがおすすめです。
2位 目・目の周り
- アイラインが消えている。アイシャドウが頬にも広がって、色が薄くなる(22歳 学生)
- アイシャドウがよれて、下まぶたに色がうつる(30歳 技術職)
- マスカラがとれて、目の下が黒くなる(38歳 事務職)
「目・目の周り」が2位。
目は汗や水分でメイクが崩れやすいパーツです。
「笑うとすぐ涙が出てしまうので、アイラインやマスカラが落ちやすい」などの回答が寄せられています。
黒いアイラインやマスカラが下まぶたなどに移ってしまうと、化粧直しが手間ですよね。
アイメイクの崩れは「アイベースを使う」「フェイスパウダーを使う」などの方法で予防しやすくなります。
3位 頬・ほうれい線
- ニキビがでてくる(20歳 飲食業)
- ほうれい線にファンデーションがたまる(32歳 事務職)
- 笑うことが多いサービス業の現場にいます。笑って頬の皮膚が上下すると、化粧に影響が出ます(33歳 アパレル販売職)
3位は「頬・ほうれい線」でした。
頬はマスクにすれたりして化粧崩れしやすい部分。
「いつの間にかチークの色味がなくなっている」という経験をした人も多いのではないでしょうか。
隠していた頬のシミや色ムラが出てきてしまうと、落ち込みますよね。
ファンデーションの塗り方を工夫したり、フェイスパウダーで仕上げたりすると、化粧崩れがしにくくなります。
4位 眉
- 眉毛が薄くなる(21歳 飲食業)
- 眉を描き足した部分が消えてしまう(30歳 事務職)
- 眉尻が消える(35歳 コールセンター勤務)
4位は「眉」でした。
眉も汗や皮脂で崩れやすいパーツです。
自眉が少ない人だと、眉メイクが落ちて顔全体の印象が変わってしまうことも。
眉の化粧崩れを防ぐには、「眉周辺にフェイスパウダーをのせてから眉を描く」「落ちにくいアイブロウペンシルを使う」などの工夫がおすすめ。
また眉にアートメイクを施せば、化粧崩れに悩むことはほぼなくなります。
5位 おでこ
- こめかみ部分だけ色が落ちて、くすんだ印象になります(27歳 事務職)
- 皮脂がすごくて、テカテカになってしまう(30歳 主婦)
- 朝パウダーでおさえても、夕方頃にはテカテカになってしまう(32歳 事務職)
5位は「おでこ」。
実はおでこは皮脂腺が多く、皮脂の分泌量が多いパーツ。
おでこからの過剰な皮脂分泌を防ぐには、おでこを乾燥させないよう適度な油分補給が大切。
「テカり予防のため、前髪をおろしているときは、おでこは日焼け止めとフェイスパウダーのみにしている」という人もいます。
6位 唇・口の周り
- リップは食後に剥げる(28歳 無職)
- 食べると口紅が取れやすいです(35歳 主婦)
- 笑ったり食べたりすると、口周りに跡が残ってしまう(45歳 事務職)
6位は「唇・口の周り」。
飲食した後には、リップメイクが落ちていないか気になる方も多いのではないでしょうか。
コップに口紅がベッタリついてしまうのも気になりますよね。
リップメイクの崩れは「リップライナーを使う」「ティッシュオフする」などの工夫で予防しやすくなります。
7位 肌・ベース
- ファンデーションがよれたり、落ちてくすんだ印象になったりする(24歳 アパレル)
- ファンデーションが粉吹きしたり脂っぽく浮いてくる(28歳 事務職)
7位は「肌・ベース」。
全体的にベースメイクが崩れやすくて悩んでいる人もいました。
顔全体の土台が崩れてしまうと目立ちますし、化粧直しも大変ですよね。
「メイク前に油分をティッシュオフする」「ファンデーションを薄く塗る」などの工夫で、ベースの崩れを予防しやすくなります。
まとめ
化粧崩れしやすいパーツとしてあげられたのは、皮脂分泌が活発な「鼻」「おでこ」や、汗・涙の影響を受けやすい「目」などでした。
ただ化粧崩れが気になりつつも、まったく化粧直ししない女性も3割程度いました。
「化粧直しする時間がない」「外出先にメイク道具を持っていかない」「面倒」といった事情があるのだと考えられます。
化粧直ししないことが前提なら、化粧崩れをできるだけ予防したいですよね。
化粧崩れ予防法としては「皮脂をティッシュオフしてからメイクする」「ベース系コスメを使って土台を整える」などがあります。
また、眉やまつ毛などのポイントメイクについては、アートメイクやまつ毛エクステなどを使った対策も可能。
化粧直しに余分な時間をとられないよう、また化粧崩れを気にせず快適に過ごせるよう、自分に合った対策を見つけてみてください。