疲れているときや忙しいときなどに、「メイクするのが面倒」と思ってしまうこともありますよね。
今回は10代以上の女性500人にアンケートを実施。
「メイクでめんどくさいこと」「メイクを時短にするために工夫していること」を聞きました。
ぜひ時短メイクの参考にしてください。
- 調査対象:全国の10代以上の女性
- 調査日:2022年5月19日
- 調査方法:インターネットによる任意回答
- 調査人数:500人
- 年代:10代 1.4%/20代 29.8%/30代 40.8%/40代 18.0%/50代以上 10.0%
メイクをする理由1位は「マナー・身だしなみだから」
10代以上の女性500人に「メイクする理由」を聞いたところ、回答は以下のようになりました。
1位になったのは「マナー・身だしなみだから(150人)」です。
2位「自分をよく見せたいから(146人)」、3位「コンプレックスを隠すため(87人)」、4位「気分を上げるため(70人)」と続きます。
「職場や人前に出る際のマナー・身だしなみ」という答えからは、女性がメイクに対して義務感を抱いていることが伺えます。
また「コンプレックスを隠したい」「メイクしないと恥ずかしい」という回答も多く、スッピンへの抵抗感をもつ女性が多いこともわかります。
わざわざお金と時間をかけてメイクするのなら、ポジティブな気持ちでメイクするほうがきっと楽しいですよね。
しかし「義務だから」「素顔を見せられないから」という理由で、仕方なくメイクする女性も多いようです。
一方で「気分を上げるため」「自信をもつため」という回答も多く、メイクに力をもらっている女性もいることがわかりました。
メイクで最もめんどくさいのは「ベースメイク」
10代以上の女性500人に「メイクで最もめんどくさいこと」を聞いたところ、回答は以下のようになりました。
1位になったのは「ベースメイク(172人)」です。
2位「アイメイク(124人)」、3位「アイブロウメイク(110人)」、4位「メイク前の下準備(31人)」と続きます。
「ベースメイク」「下準備」など、土台作りを面倒と感じている人が多いとわかります。
メイク前の基礎化粧品やベースメイクがおろそかだとメイクが崩れやすいので、「手が抜けなくて面倒」と感じている人が多いのかもしれません。
また「アイメイク」「アイブロウ(眉)」など、繊細な作業が求められる工程を面倒と答えた人も目立ちました。
では具体的な回答を紹介します。
1位 ベースメイク
1位は「ベースメイク」でした。
「工程が多いので時間がかかる」「手が汚れる」などの意見が多数。
とくに「シミ」「ソバカス」「色ムラ」を隠したい人は、コンシーラーなどを使うため工程が増えます。
面倒ですが、雑にすると崩れやすいので手を抜けないのがツライところですね。
また肌の調子によってはうまくファンデーションが乗らないことも。
うまくベースメイクが乗らないと、ますます面倒に感じてしまいそうです。
2位 アイメイク
2位は「アイメイク」。
アイメイクは繊細さが求められ、時間も集中力も必要ですよね。
不器用だと自覚している人には、手強いパーツと言えるでしょう。
工程ごとにアイプチやマスカラベースが乾くのを待つ必要があるのも、「面倒」と感じる理由かもしれません。
3位 アイブロウメイク
3位は「アイブロウメイク」です。
顔の印象を大きく左右する眉は、描くのが難しいパーツでもあります。
「左右対称にならない」「太さや濃さの調節が難しい」と感じる人も多いのではないでしょうか。
とくに眉毛が薄い人やない人は大変ですよね。
「そもそも眉毛をどんな形にしたらいいのかわからない」と、鏡の前で悩んでいる人もいるでしょう。
4位 メイク前の下準備
4位は「メイク前の下準備」となりました。
メイク前には、洗顔や基礎化粧品で肌を整える作業が必要です。
「丁寧なスキンケアがきれいなベースづくりの基本」と思ってはいても、面倒だと感じてしまう人も多いようです。
とくに時間がないときには、基礎化粧品が肌に馴染むまでの時間も惜しくなりそうですね。
5位 メイク落とし
「メイク落とし」が5位でした。
メイクはするときだけなく、落とすときも面倒ですよね。
「ああ疲れた!今すぐ湯船につかりたい」と思っても、顔が濡れる前にクレンジングしなくてはいけません。
落ちにくいメイクをしている方は、とくに念入りにクレンジングする必要があり面倒ですよね。
6位 化粧直し
6位は「化粧直し」です。
仕事の休憩時間やデートでトイレに行ったときなど、急いで化粧直しするのは大変ですよね。
屋外に出ることが多い方だと、化粧直しの頻度も高くなり、面倒に感じることが多くなりそうです。
化粧直し用にコスメを持ち歩くのも面倒ですよね。
7位 コスメ探し
7位は「コスメ探し」でした。
ドラコスからデパコスまで、コスメは本当にたくさんの種類があるので、どれを使うか決めるのは大変ですよね。
クチコミが高評価の商品でも、「肌質や肌色が違ったら、私には合わないかも」などと考えてしまい、決められない方も多いのではないでしょうか。
アイシャドウやリップなど色をつけるコスメでは、色選びも気を使いますよね。
似合う色がわからない方は「パーソナルカラー診断」などのサービスを利用するのもアリです。
メイクをラクにするためにしていること1位は「使うコスメを減らす」
10代以上の女性500人に「メイクをラクにするためにしていること」を聞いたところ、回答は以下のようになりました。
1位になったのは「使うコスメを減らす(187人)」です。
2位「工程を削る(141人)」、3位「アイテム選びにこだわる(52人)」、4位「メイクしなくていい状態をつくる(49人)」と続きます。
使うアイテムや工程を減らすなど、「何かを省く」という回答が多数。
「スキンケア」や「眉の手入れ」などですっぴんの状態を整えておけば、アイテムや工程を減らしてもキレイな状態になれるということかもしれませんね。
では具体的な回答を紹介します。
1位 使うコスメを減らす
1位は「使うコスメを減らす」でした。
「オールインワン」「2in1」などを使い、アイテム数を減らしてメイクすることで時短している人が多数。
BBクリームやクッションファンデーションを使い、ベースメイクのアイテムを減らしている人が目立ちました。
また「アイシャドウでアイラインを代用」など、複数パーツに使えるアイテムを活用している人もいます。
2位 工程を削る
2位は「工程を削る」。
「マスカラはしない」「アイラインはやめた」など、普段メイクではポイントメイクを省略している人も多くなりました。
苦手な工程や時間がかかる工程を省けば、かなりラクになりますよね。
「特別な日はきちんとメイクする」など、TPOに応じてメイクを変えている人も多いようです。
3位 アイテム選びにこだわる
3位は「アイテム選びにこだわる」です。
具体的なアイテムとしては「カバー力が高い化粧下地」「一度でグラデーションにできるアイシャドウ」などが挙がっています。
「メイクが時短になる」「化粧直しが少なくなる」などの視点でアイテムを厳選している女性も多数。
揃えたコスメの中から、肌の調子に合わせて使い分けているという人もいました。
4位 メイクしなくていい状態をつくる
4位は「メイクしなくていい状態をつくる」です。
「眉やアイラインのアートメイク」「まつ毛パーマ・エクステ」などを利用することで、面倒なポイントメイクをしなくていい状態になります。
ある程度の期間効果が持続するので、日々のメイクがラクになったと実感している人も多いようですね。
アートメイクはクリニックで、まつげパーマとエクステはサロンでできます。
自身で眉ティントをして、アイブロウの時短を図っている人もいました。
5位 入念なスキンケア
5位は「入念なスキンケア」です。
「肌が健康でキレイな状態だと、メイクが乗りやすく薄化粧でもキレイに見える」という声が多数。
反対にニキビやくまがあると、コンシーラーで隠す手間が増えてしまいます。
日頃のお手入れがメイクをラクにするのですね。
6位 眉の手入れ
「眉の手入れ」が6位です。
苦手な人も多い眉メイクですが、自眉を整えておくことで時短につながります。
自分でお手入れもできますが「整え方がイマイチわからない」「似合う形を教えて欲しい」などの場合は、眉毛サロンなどを利用するのがおすすめです。
7位 コスメの整理整頓
7位は「コスメの整理整頓」でした。
メイク中に「チップなど小さなものが見当たらなくて、探すのに時間がかかる」という経験をした方もいるのではないでしょうか。
コスメをきちんと整理整頓しておけば、アイテムがなくなったり見当たらなくなったりする心配もありません。
また整理されている鏡台・洗面所は気持ちのいいものです。
少し眠い朝でも、「よし、メイクするぞ!」というやる気が起きそうですね。
同率7位 指を使ってメイク
同率7位は「指を使ってメイク」でした。
手を洗う手間はかかりますが、「スポンジやパフを洗う手間が減る」「塗りやすい」というメリットがあるようです。
スポンジや筆とどちらがやりやすいかは人によって違うと思いますので、やってみたことがない方は一度試してみてはいかがでしょうか。
まとめ
メイクを「義務」「仕方なくやっているもの」と捉えていると、メイクしたりメイクを落としたりすることを面倒に感じてしまいがちです。
とくに面倒だと感じるのは「ベースメイク」「アイメイク」「アイブロウ」など、工程が多かったり繊細だったりするメイク。
ただ面倒なメイクをラクにするため、アイテム数をできるだけ減らしたり、ポイントメイクの中でやらない箇所をつくっている女性もいました。
「やらないのは抵抗があるけど、やっぱり面倒」という方なら、アートメイクやまつげパーマなどですっぴんの状態を整えておくのも手。
効率よく時短することで、余裕をもってメイクやおしゃれを楽しめるようになるのではないでしょうか。