「メイクの中で、眉メイクが一番時間がかかる」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
左右対称にならなかったり、日によってうまく描けなかったりと、悩みの多いパーツですよね。
そこで今回は全国の10代以上の女性にアンケートを実施。
「眉と眉メイクに関するお悩み」について聞きました。
- 調査期間:2022年5月12日~13日
- 調査機関:自社調査
- 調査対象:全国の10代以上の女性
- 調査方法:インターネットによる任意回答
- 有効回答数:500人
- 調査対象者の年代:10代 0.2%/20代 27.6%/30代 46.6%/40代 16.6%/50代以上 9.0%
眉毛にコンプレックスがある人は84.0%
全国の10代以上の女性500人に「眉毛にコンプレックスがあるか」を聞いたところ、「コンプレックスがある」と答えた人が84.0%で、「ない」を大きく上回りました。
多くの人が眉毛に関して何らかのコンプレックスや悩みを抱えているとわかります。
コンプレックスの内容は主に「かたち」と「毛量(眉毛の濃さ)」についてでした。
かたちについては「左右対称ではないのがイヤ」という声も目立っています。
細眉が流行っていた時代を経験した30~40代の方からは、「当時の流行に合わせて眉毛を抜きすぎたため、もう生えてこない」という意見も多く寄せられました。
眉メイクの悩み1位は「左右のバランスがとりにくい」
全国の10代以上の女性500人に「眉メイクの悩み」を聞いたところ、回答は以下の結果となりました。
1位になったのは「左右のバランスがとりにくい(168人)」です。
2位「かたち・濃さが決まらない(89人)」、3位「不自然な仕上がりになる(59人)」、4位「正解がわからない(56人)」、5位「整え方が難しい(31人)」と続きます。
実際に眉を描くときに、理想通りの「かたち」「濃さ」「色」にならなくて悩んでいる人が多いとわかります。
そもそも自分にとっての「理想的なかたち」がわからなくて困っている人もいました。
では具体的な回答を紹介します。
1位 左右のバランスがとりにくい
1位は「左右のバランスがとりにくい」です。
もともとの眉が左右対称ではないため「眉を描きにくい」と感じている人が多数。
左右の眉のバランスが悪いと、ちぐはぐな印象になってしまいます。
とくに眉頭の高さが揃わないと、バランスが悪く見えます。
2位 かたち・濃さが決まらない
2位は「かたち・濃さが決まらない」です。
かたちや濃さがうまくいかない理由は、「自眉が扱いにくい」「不器用」など。
ペンシルやパウダーなど、自分の眉に合わせたメイクアイテムを選ぶことで、描きにくさを解消できる可能性があります。
3位 不自然な仕上がりになる
3位は「不自然な仕上がりになる」です。
「濃くなりすぎる」「描いたところと自眉が馴染まない」というお悩みが多数。
自然な毛を描けるアイブロウペンシルを探してみてはいかがでしょうか。
また自眉とメイクの色が違うと不自然なので、眉マスカラで自眉の色を変えてしまうという方法もあります。
4位 正解がわからない
4位は「正解がわからない」。
「自分に似合う眉」や「眉メイクの正解」がわからないという人も多数。
似合う眉のかたちは「眉毛サロン」などでアドバイスしてもらったり、ネットで自己診断できたりします。
似合う眉のかたちが知りたい方は、一度試してみてはいかがでしょうか。
5位 整え方が難しい
「整え方が難しい」が5位。
眉毛は描き方だけではなく、切り方や剃り方も難しいですね。
剃りすぎたり切りすぎたりすると、描くときにもやりにくくなってしまいます。
反対に自眉がきちんと整えられていると、描くのも楽になります。
「自分でやる自信がない」という場合には、「一度眉毛サロンで整えてもらい、あとは自分で維持する」のもおすすめです。
6位 時間・手間がかかる
6位は「時間・手間がかかる」でした。
きれいな眉を維持するのは大変ですよね。
そのためお手入れやメイクに時間や手間がかかって悩んでいるという声も多くなりました。
アートメイクや眉ティントですと、メイクの手間を減らせます。
7位 日によって出来が違う
7位は「日によって出来が違う」。
眉は日によってうまく描けたり描けなかったりしますよね。
顔自体が日によってスッキリしたりむくんだりするので、眉のかたちを毎日同じにするのは現実的には難しいです。
毎日同じ眉を描くことにこだわるよりも、「変わっていく顔の中でもバランスよく描く」ことが大切ではないでしょうか。
8位 今っぽくならない
8位は「今っぽくならない」です。
眉メイクには「細眉」「太眉」などの流行があります。
ずっと自己流で同じ眉毛を続けていると、垢抜けない印象になってしまうかもしれません。
定期的に「流行りの眉」や「眉メイクの最新アイテム」をチェックしてみてはいかがでしょうか。
9位 メイクが落ちやすい
9位は「メイクが落ちやすい」。
眉メイクは汗などで消えてしまうことも多いですね。
せっかくキレイにメイクしても、消えたり薄くなったりしては残念な気分になってしまいますし、メイク直しも面倒。
眉メイクの崩れに悩んでいるなら「メイク前にフェイスパウダーで地肌をととのえておく」「持続力の高いメイクアイテムを探してみる」のもおすすめです。
10位 自眉が濃いのでメイクしにくい
10位は「自眉が濃いのでメイクしにくい」。
自眉が濃くてメイクに悩んでいる人もいました。
しっかりした眉がある人は、無理に眉毛全体にメイクする必要はありません。
足りない部分だけを書き足せばOKです。
眉マスカラの色がどうしても乗らない場合は、眉毛を脱色する方法もあります。
眉メイクで参考にしているもの1位は「YouTube」
全国の10代以上の女性500人に「眉メイクで参考にしているもの」を聞いたところ、回答は以下の結果となりました。
1位になったのは「YouTube(131人)」です。
2位「雑誌・本(77人)」、3位「SNS(68人)」、4位「ネット記事・画像(52人)」と続きます。
ネットやSNSの情報を参考にしている人が圧倒的に多くなりました。
一方で「実際に自分の眉を誰かに見てもらってアドバイスを受けている」という人は少数。
眉メイクに悩みがあっても、誰かに相談するのではなく自分で解決しようとする人が多いとわかります。
では具体的な回答を紹介します。
1位 YouTube
1位は「YouTube」です。
YouTubeなら動画でメイクの過程を見られるので、テクニックがわかりやすいですよね。
「幅広く眉メイク関連の動画を見ている」という方よりは、特定のYouTuberのメイク方法を参考にしている方が多くなっています。
2位 雑誌・本
2位は「雑誌・本」です。
雑誌や本は、自分のペースで見たい部分をじっくり見られるのがいいですよね。
美容雑誌のほか、ファッション雑誌のメイクコーナーを参考にしている人も多くいました。
雑誌だと「そのときどきの流行りが取り入れられている」「読者の年齢に合ったメイク法が紹介されている」というメリットもあります。
3位 SNS
3位は「SNS」。
とくにインスタグラムを参考にしている人が目立ちました。
インスタグラムでは特定のアカウントを参考している人もいましたが、「流れてきたもの」「ハッシュタグ検索して出てきたもの」を参考にしている人が多い印象です。
4位 ネット記事・画像
「ネット記事・画像」が4位。
ネット検索で出てきたサイトなどを参考している人が多数。
ネットだと手軽に調べられるので、便利ですよね。
「美容情報サイト」や「化粧品メーカーの公式サイト」を参考にしている人も目立ちました。
5位 芸能人
5位は「芸能人」。
ネットやテレビで芸能人の眉毛を見て、かたちを参考にしている人も多いようです。
また最近では、たくさんの芸能人がSNSやYouTubeでメイク方法や愛用しているメイクアイテムを紹介していますよね。
芸能人のメイクがより身近に、真似しやすくなっているのかもしれません。
6位 美容のプロからのアドバイス
6位は「美容のプロからのアドバイス」でした。
「美容室」「眉毛サロン」「化粧品売り場」などで、メイクのプロからアドバイスをもらっているという人もいるとわかります。
直接自分の眉毛を見てもらったうえでアドバイスがもらえるので、「自分に合う眉メイクの方法」を教えてもらえそうですね。
眉毛サロンであれば、アドバイスだけではなく、実際に眉を整えてもらうこともできます。
7位 家族・友人
7位は「家族・友人」。
身近にメイク上手な人がいると、相談しやすいですよね。
「眉が濃くてうまくメイクできないんだけど、どうしたらいい?」など、悩みを聞いてもらったうえでアドバイスがもらえるのもメリットです。
なお40~50代の方からは「娘のメイク」など、若い世代のメイクを参考にしているという意見も寄せられています。
まとめ
眉は顔の印象を大きく左右すると言われるパーツです。
そのため自眉にコンプレックスを持っていたり、眉の描き方や整え方に悩んでいる方も多いですね。
眉メイクに悩んだときはYouTubeや雑誌を参考にしている人が多くなりました。
ただ「自分に似合う眉のかたち」がわからない場合は、眉毛サロンでアドバイスをもらうのもおすすめ。
また「手間がかかって面倒」「日によって形が変わってしまう」「メイクが落ちてしまう」といった悩みはアートメイクで解消できます。
「YouTubeや雑誌を参考にセルフメイクしているけれど、うまくいかない」という方は、プロの手を借りてみてはいかがでしょうか。