「メイクをしてもいまいち垢抜けない…」と悩んでいませんか?
メイク前後であまり変化のない人がいる一方で、メイクをすると素敵になる、いわゆる「垢抜けメイク」が上手な人もいますよね。
今回は、全国の女性499人にアンケートを実施し、「メイクが垢抜けている人の特徴」について調査しました。
- 調査対象:全国の女性
- 調査期間:2022年12月26日~2023年1月5日
- 調査機関:自社調査
- 調査方法:インターネットによる任意回答
- 有効回答数:499人
- 回答者の年齢:10代 1.8%/20代 32.5%/30代 34.3%/40代 22.6%/50代~ 8.8%
目次
4人に1人はメイクをしてもあまり変わらない
女性499人に「メイクをすると顔の印象がどう変わりますか?」と聞いたところ、最も多かった回答は「あまり変わらない(23.6%)」でした。
次ぐ2位は「顔立ちがはっきりする(16.0%)」。
3位「垢抜ける(14.2%)」、4位「明るくなる・華やかになる(12.2%)」と続きます。
「メイクすることで印象が良いほうに変わる」と感じている人がいる一方で、約4人に1人はメイク前後の顔にあまり変化を感じていないとわかりました。
変化がない理由としては、「メイクのテクニックがない」「やり方がよくわからない」といったコメントが寄せられています。
メイクが垢抜けている人の特徴1位は「ナチュラルに見える」
続いて、「メイクが垢抜けている」と感じるのはどのような人かを聞いてみました。
その結果、1位は「ナチュラルに見える(179人)」、2位は「肌にツヤや透明感がある(124人)」でした。
垢抜けには「メイクの自然さ」や「土台となる肌のキレイさ」が重要、と考えている人が多いとわかりました。
一方、3位には「アイメイクが上手(89人)」、4位には「眉メイクが上手(68人)」がランクイン。
顔の印象を大きく左右する「目」や「眉」のメイクのうまさを「垢抜けポイント」と感じている人も多いようです。
1位 ナチュラルに見える
- しっかり作り込まれているにも関わらず、それを感じさせずにナチュラルで元から綺麗に見せる人(34歳 事務職)
- 濃いメイクをしているのに薄いお化粧に見える(29歳 アルバイト)
- メイクをしている感はあまりないのに、実はとても手の込んだメイクをしている(47歳 主婦)
1位は「ナチュラルに見える」でした。
ポイントは、実際に化粧が薄いわけではなく、ナチュラルに『見える』という点。
「しっかり作り込んでいるのに厚化粧に見えない」「ナチュラルに見えるのに盛れている」などを「垢抜けメイク」と感じている人が多くいました。
逆に「頑張った感がわかるメイク」や「濃いメイク」は、野暮ったく感じるようです。
2位 肌にツヤや透明感がある
- 肌の透明感があるベースメイクをしている人(25歳 事務職)
- ファンデが自然でお肌がツルツルに見える(23歳 大学生)
- ファンデーションや下地などの使い方がうまく、肌に透明感がある人(33歳 専業主婦)
2位は「肌にツヤや透明感がある」でした。
内側から発光するような「ツヤ肌」や「透明感」のある肌は、それだけで垢抜けた印象になりますよね。
ただ、「シミやくすみがあってファンデーションだけでは肌がキレイに見えない」と悩んでいる人も多いかもしれません。
コンシーラーで気になる部分を隠す、トーンアップ効果のある下地やハイライトを使う、などの方法でツヤや透明感を演出できます。
3位 アイメイクが上手
- アイメイクが野暮ったくなく、可愛くグラデーションがついている(21歳 学生)
- 目元のメイクがうまく、きつくなりすぎない(39歳 不動産営業)
- 薄いアイシャドウなのに目が強調して見えて、ナチュラルに美しい(31歳 事務職)
3位は「アイメイクが上手」。
なかでも、アイシャドウのグラデーションや色使いがキレイだと「おしゃれっぽい」と感じる人が多いようです。
また「目がパッチリする」「目の印象が際立つ」など、アイメイクの効果がしっかり出ていると垢抜けて見えるとのコメントも複数寄せられました。
4位 眉メイクが上手
- 眉毛の毛並みがナチュラルで、濃すぎない人(23歳 歯科衛生士)
- アイブロウの描き方がうまい人。一見やってる感はないのに、ちゃんと見ると自然に描いてある人(28歳 事務職)
- 眉毛の形が綺麗で野暮ったくない(29歳 事務職)
4位は「眉メイクが上手」でした。
眉は数ミリ違うだけで顔の印象が大きく変わります。
作り込みすぎても、手を抜きすぎても野暮ったく見えるため、難しいと悩んでいる人も多いことでしょう。
また眉はトレンドの移り変わりが激しいことから、一歩間違うと「古い」印象になってしまうことも。
そのため、今っぽくてきれいな眉メイクの人を見ると、垢抜けている印象を持つ人が多いようです。
5位 自分に合うメイクをわかっている
- 自分に似合うメイクを知っている人。骨格やパーソナルカラーを自覚している人(28歳 専業主婦)
- パーソナルカラーにあったメイクをしている人は、全体的な雰囲気に統一感がありオシャレに見える(26歳 デザイナー)
- 自分の顔の特徴を把握して、素顔を引き立てるような上品なメイクをしている人(49歳 一般事務)
5位には「自分に合うメイクをわかっている」がランクインしました。
どんなメイクが似合うかは人それぞれ。
「イエベ」「ブルベ」といったパーソナルカラーや骨格によっても変わってきます。
顔の特徴がわかっていると、肌がキレイに見える色選びやパーツを活かしたメイクができるため、より魅力的な自分を演出できます。
似合うメイクがわからない方は、コスメカウンターで美容部員さんに相談したり、ネットで「パーソナルカラー診断」をしてみたりするのもおすすめです。
6位 色の使い方がうまい
- 色使いが上手く、自然な感じで仕上げている(31歳 事務職)
- アイメイクやリップの色のバランスが良い人(38歳 主婦)
- グラデーションや陰影を付けるのが上手い(20歳 学生)
6位は「色の使い方がうまい」でした。
「自然なグラデーションや陰影をつけている」「使用している色に統一感がある」「ポイント使いの色が上手」といったコメントが寄せられています。
色の使い方が上手だと洗練された雰囲気になりますし、メイク上級者に見えますよね。
7位 トレンドを取り入れている
- ツヤ感やアイシャドウの入れ方など、今時のメイクをしている人(34歳 事務職)
- 似合う範囲でトレンドのカラーをとりいれている(26歳 フリーター)
7位は「トレンドを取り入れている」。
眉の形からアイシャドウの色使い、チークの入れ方まで、メイクはどんどんトレンドが移り変わります。
そのため、ずっと同じメイク用品を使い、同じメイクのやり方をしていると古臭く見えてしまうことも。
適度にトレンドを意識したメイクは、「おしゃれ」「垢抜けている」と感じるようです。
垢抜けメイクに最も重要なパーツは「眉」
最後に「垢抜けメイクに見える最も重要なパーツはどこだと思うか」を聞きました。
その結果、1位は「眉(47.5%)」、僅差の2位は「目・目元(45.9%)」、そして3位は「肌全体(30.1%)」でした。
顔の印象に与える影響が大きいと言われる「眉」や「目」をあげた人が圧倒的に多く、どちらも全体の半数近くにのぼりました。
また、マスク生活では見える部分が「眉と目だけ」ということもあり、「目や眉を押さえておけば垢抜ける」という意見も寄せられています。
1位 眉
- 少しでも骨格やパーソナルカラーに合わない眉になっていると、その部分だけ「浮いている感」があり、違和感のある眉にしか目がいかなくなるから(24歳 管理栄養士)
- 一番目につく箇所で、綺麗に今風に描くのは難しいから(38歳 歯科衛生士)
- 眉毛が整うだけで本当に印象が違うから(23歳 アイリスト)
垢抜けメイクに重要だと思うパーツ1位は「眉」でした。
眉メイクがうまくいくと、一気に垢抜け顔になります。
「太眉をきちんと整えた」「細眉から太めの平行眉にした」などで、キレイになった女優さんやタレントさんもいますよね。
垢抜けメイクを目指すなら、まずは眉メイクに力を入れてみましょう。
「眉がうまく描けない」「自分に似合う眉がわからない」という方は、アートメイクを活用するのも一つの方法です。
アートメイクは、眉デザインを熟知した専任スタッフと相談しながら形を作っていくので、似合う垢抜け眉になれますよ。
2位 目・目元
- 目は研究すれば、パッチリさせたり雰囲気を大きく変えたりできるから(19歳 学生)
- マスクをしていることが多いので、目元の印象で全て決まる気がする(39歳 不動産営業)
- 色使いやアイラインなどのテクニックで、ぐっと印象が変わって見える(41歳 事務職)
2位は「目・目元」でした。
目はテクニック次第で魅力的に作り込めるパーツ。
また目元しだいで顔の印象は大きく変わります。
とくにマスクをしていると、目の印象がそのまま顔の印象になる傾向にあるため、アイメイクを最重要とする人も多いようです。
3位 肌全体(ベースメイク)
- ベースが綺麗じゃないと他の部分を化粧しても映えないから(26歳 事務職)
- 基盤が整っていないと何をしても意味がない(31歳 事務職)
- ナチュラルメイクが垢抜けメイクの肝だと思うので、ベースメイクをいかにナチュラルに見せるかが重要(40歳 主婦)
3位は「肌全体(ベースメイク)」でした。
「ベースメイクがキレイでないとポイントメイクもキレイに見えない」という意見が多く寄せられました。
ベースメイクは面積が広いため、顔全体の印象に与える影響が大きくなります。
そのため、厚塗り感があったり、ファンデーションの色が合っていなかったりすると、野暮ったい印象になりがち。
下地やファンデーションをパーソナルカラーに合わせたり、ハイライトをうまく活用したりして、ツヤや透明感のある肌を作ると垢抜けて見えますよ。
4位 唇
- 口元は視線が行きやすい(35歳 観光業)
- 個性を出しやすく目がいきやすいパーツだから(36歳 主婦)
- パーツが結構主張されますし、目立つ部分でもあるため重要性を感じます(49歳 不動産事務)
4位は「唇」。
口紅の色がメイク全体の色に合っていないと、悪目立ちしたり、ちぐはぐな印象になったりしがち。
さらに口紅の色は、似合う・似合わないに個人差が出やすいです。
「口紅を塗ってもいまいち垢抜けない」という方は、パーソナルカラーを参考に似合う色を見つけてみましょう。
5位 頬
- 頬が不自然に赤いと野暮ったくみえるから(30歳 観光業)
- 頬のツヤ感で、全体の印象が決まると思うから(26歳 コールセンター)
5位には「頬」がランクイン。
とくに「チークの入れ方が重要」という意見が目立ちました。
チークは顔色を明るく見せたり、頬に立体感を出したりするのに効果的。
ただ、骨格やパーソナルカラーによって、入れる位置や色選びが意外と難しいアイテムでもあります。
肌なじみのいい色を選び、自分に合うチークの位置を研究してみましょう。
まとめ
アンケートの結果、垢抜けメイクには「ナチュラルさ」や「肌のツヤ・透明感」が重要と感じている人が多いとわかりました。
「キレイに見えるようにしっかり作り込まれているのに、濃く見えない」というのが垢抜けポイントのようです。
また、垢抜けメイクに重要だと思うパーツには、顔の印象を大きく左右する「眉」「目・目元」がランクイン。
メイクをしてもいまいち垢抜けない人は、まず「眉メイク」「アイメイク」の研究から始めてみてはいかがでしょうか。